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イスラエル:未開拓の潜在的IPの金鉱

イスラエルは長いこと、技術的な発見と発明の強力な拠点として認められてきました。より大きな西欧諸国が、経済的業績に拍車をかける手段として天然資源や工業生産能力を利用することができるのに対し、イスラエルは新規考案を求める世界にそのアイデアと知的財産を輸出しています。

こうした発明の数は、個人や中小企業の登録特許に極端に偏っています。実際、国際的なIPの状況において、イスラエルは非公開企業と独立の発明者が所有する、米国で登録された先端技術特許について数の上でも質の上でも実に特徴的です。

ほとんどの西欧諸国では、実価のある特許は早い時期にIP資産の大物に抑えられてしまい、個人の手にはほとんど残らないのが普通です。イスラエルでは起業家精神が旺盛なため、多くの先端技術関連の特許はいまだに個人や小規模会社が保有しています。このような特許を熱心な世界市場に売却可能な資産に変える機会はあちこちにあります。

技術関連の多国籍企業は、イスラエルの会社や発明家が次々と生み出している良質な特許で自身のIP資産一覧を増やし、多様化したいと熱望しています。関連の特許を所有することで、実際の市場における地位の向上や、ライセンス契約および訴訟における交渉力への影響という点で、自分の有利な方に情勢を変化させることが可能となるのです。

特許を換金するための専門的サービス:ニーズの理解

財産としての特許が長期にわたる企業の成長を支える不可欠なものだという認識が広まりつつあります。つまり、知的財産の一覧が豊かになり、多様になればなるほど、市場での地位を独占し、訴訟を退け、競合他社と友好的なクロスライセンス契約を結ぶ機会も増えるというわけです。ですから、今日の世界における特許は、機会を利用するためのてこの支点となっているのです。

大手の先端技術企業が競合他社に対する戦略的IPの地位を強めようとして、毎年米国だけで数十億ドルがつぎ込まれています。最終的にそうした企業は、通常一括で売却される莫大な量の特許を安値で購入します。特許権者‐個人や非公開企業‐は、純金をその手に持っていたかもしれませんが、最終的にその発明に見合うだけの成果を得ることはできません。

単純な事実はこうです。このような特許はあまりに大量に売却されるので、その場で本来の価値を分析したり査定したりし、長い目で見て見込み購入者にとって戦略的にどのような価値があるか考えることは不可能なのです。さらに、通常こうした取引を取り扱う仲介業者は専門的な経験もなく、売主にとっての結果を考慮することなく一定の価格ですぐに財産を売却しようとします。

専門的な特許換金サービスに対するニーズは明確です。世界の市場に特許を出すための法や技術、分析の技能に長けた会社のみが、特許権者である依頼人に対して倫理的に、そして責任をもって最善の利益をもたらすことができるのです。